Phenom U

Phenom Uのコストパフォーマンス

Phenom Uは、4コア、3.2GHzと言うスペックでも15000円前後で購入できる半端の無いデフレ価格となっています。昔、AthlonX2 64 4400+が7万円もしていたことを考えると夢のような価格です。
また、性能で見て劣りはしますが、Intel製のCPUが3万円以上する事を考えても最強の費用対効果を持っていると思います。CPUパワーが要求されるビデオ編集については、グラフィックチップでエンコード処理するアプリケーションがあれば、CPUパワーはそれほど要求されません。CUDA対応であれば、GeForceを搭載した1万円以上のグラフィックカードでエンコード処理を補えます。自作する場合はそれも購入すると良いでしょう。

Phenom U X4のパフォーマンスアップ

AMDはPhenom Uで「ネイティブクアッドコア」をアピールしていたにもかかわらず、Core 2を性能で超えられませんでした。その上消費電力がかなり高く、TLBエラッタが見つかって悪評のみが蔓延してしまったのです。Core 2との対決への焦りから、開発にあまり時間がかけられず、トランジスタをスイッチングの速いものにしたために消費電力が増大。その結果、エラッタを見逃した、という悪循環に陥ったと思われます。
しかし、今年発売されたPhenom U X4は、アプリケーションや3D関連のベンチマークでは、Core 2 Quad Q9550と拮抗した性能を持っており、飛躍的なパフォーマンスアップを見せています。それよりも少し高い性能を見せたCore i7-920は、DDR3が必須という条件が付くため、コスト面は不利でしょう。
以上より、Phenom U X4は、これまで苦戦が続いていた状況を一気に挽回できるだけの力を持ったCPUと言えるでしょう。

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